担当の先生に聞きました(F市E小学校)
ー前年度までのプログラミング教育は?
前年度までは小5、小6がクラブ活動の時間に「Scratch」を利用していました。内容はキャラクターを動かしたりゲームを作成したり、算数の授業時間内に図形を動かすなどで使うこともありました。
端末がなかったので、PCルームに移動して利用していましたが、利用頻度は年に数回程度でした。
ー今年度のプログラミング教育は?
プログラミングを小1~小6で利用しており、特にカリキュラムに組み込まず自主学習に任せています。利用時間帯は、朝の時間、すきま時間、雨の日や総合的な学習の時間です。
ープログラミング先生に興味を持った理由は?
「そうじ」が良い、楽しそうだと思ました。プログラミング的思考のほうが大事と考えている教材は物事や思考を育てる手段、自分で工夫するようになるとっかかりになる、と。自主的にできる教材を探していた。
ー子どもたちの反応は?
自由度の高さがやる気につながり、小1でも小6の範囲をやると嬉しいようです。丸一日悩んで「LV8-1が解けた!」と嬉しそうに報告してくれる生徒もいます。できる子が悩んでいる子に教える、という光景も見られます。
ー今後プログラミング先生に望むことは?
のりかえの問題数を増やして欲しい。低学年にもっとやらせたいです。一斉学習で使う予定はないが、もしやるとしたら何LVの何この単元で使えると提案してほしい。やる気の継続のためにクリアーすると何かもらえるようにしてほしい。免許皆伝とか達人、称号、金メダルなどのごほうびですね。
★児童数 約300人★対象学年 小学校1~6年生 ★ICT環境 Chrome Book 一人一台 持ち帰り、休み時間でも使用可能
担当の先生に聞きました(N市N小学校)
ープログラミング先生の利用状況は?
隙間時間でしかやらせていないが、夢中になってやっています。授業の終わりのチャイムがなっても「続けていい?」と言う子がいます。
ーICT教材に対する考え方は?
日々の生活を重視しており、デジタルだけに偏重してはいけないと思っています。新しいツールはできるだけみんなで使い、できる子だけ得するのはではなく「全員参加」が大事。「プログラミング先生」も全員で使っています。そうすると、子ども同士で共通の話題になったり、「先生、見て見て!できたよ!」と言ってくるようになります。
ー他の学校でもプログラミング先生を使ってもらうには?
みんなにやれというと、義務になってしまいます。先生がやりたい気持ちにならなければ広まらないので、ICTを導入する時、最初は先生が代わりに授業する。他の先生がそれを見ていて自分でもできそうと思ったらバトンタッチという仕組みをとっています。
ープログラミング先生に望むことは?
問題数を増やしてと言おうと思っていました。教科が増えるのであれば嬉しい(=教科を増やしました)。ゆくゆくは「そうじ」の問題が自分で作れるようになる、に対して、それは面白い!とのこと。
★児童数 約500人 ★対象学年 小学校1~4年生 5年生一部 ★ICT環境 Chrome Book 一人一台 学校のみで使用